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今回は様々な不調につながっている後頭下筋群について解説します。
筋肉シリーズが続くと思いますが、今後ともよろしくお願いいたします。
後頭下筋群とは?
後頭下筋群とは文字通り、後頭部の下についている筋肉の事です。
赤:小後頭直筋
緑:大後頭直筋
青:上頭斜筋
紫:下頭斜筋
起始停止・作用
・小後頭直筋
起始停止:軸椎棘突起~下項線の内側1/3に付着
作用:頭部の後屈、片側で頭部の同側回旋
・大後頭直筋
起始停止:軸椎棘突起~下項線の中間1/3に付着
作用:頭部の後屈、片側で頭部の同側回旋
・上頭斜筋
起始停止:環椎横突起~大後頭直筋の停止の上部
作用:頭部後屈、片側で頭部の同側側屈、同側回旋
・下頭斜筋
起始停止:軸椎棘突起~環椎横突起
作用:頭部後屈、片側で頭部の同側側屈、同側回旋
全体的に頭部を後屈(顎を上げる)させる筋肉の群です。少しの動きですが頭を傾けたり、頭(首)を回したりする補助的な作用もあります。
後頭下筋の特徴とストレッチ
後頭下筋群のストレッチ↓↓
①頭の後ろで両手を組みましょう
②顎を引きましょう
③目線を下げながら頭を下に下げましょう
④頭は下げたまま顎を横に動かしましょう
ダイレクトストレッチ(直接ストレッチ)
①後頭部にくぼみがあるのを確認しましょう
②そこから少し下を軽くマッサージ
③そこから左右にマッサージ部位を移動
④軽くマッサージしながら頭を動かしましょう
後頭下筋群リリース方法
①全体的に後ろの首の皮膚をつまむ
②後頭部のくぼみがある所まで繰り返す
後頭下筋群は体の後ろにある大きな筋膜(SBL:スーパーフィシャルバックライン)の一部を構成しています。この筋膜は頭のてっぺん~足の裏まで繋がっており、腰痛に深く関係していることが多いです。また、後頭下筋群は頭痛や吐き気にも関連しておりここを緩める事で頭痛・吐気の改善を得られるケースをよく目にします。
肩こりが原因で起こる吐き気や頭痛の解消法:ポイントは正しく動かす事! - 姿勢とボディメイクを考える
SLBのストレッチはヨガで可能
眼の動きとも関係がある?
目を閉じて、眼球を上下左右に動かしながら後頭下筋群を触れてみると軽く動いている事がわかります。このように目の動きと後頭下筋群には関連があると考えられています。逆に考えると、目の動きが少ない(一点を見つめ続けている・パソコンや携帯など)と後頭下筋が固くなり、頭痛などにつながる恐れもあるという事です。定期的に目をぐるぐる回す・首をぐるぐる回すなどの対策を取り、不調の予防をしましょう!
まとめ
・頭を後屈させる筋肉
・SBLを構成する筋肉
・頭痛や腰痛とも関連あり
・目の動きとも関係あり
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最後に
今回は以上です。
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