姿勢とボディメイクを考える

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お尻の筋肉が弱ると大腿筋膜張筋が固くなる!大腿筋膜張筋のストレッチ方法と腰痛との関連

bodymakerptです

 

 

今回は骨盤につく筋肉である大腿筋膜張筋ついて解説します。

筋肉シリーズ第17弾です。ではどうぞ!

大腿筋膜張筋とは?

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大腿筋膜張筋

 大腿筋膜張筋は骨盤から腸脛靭帯を介して膝(脛骨)まで続いています。足を持ち上げる際に非常に強い力でその運動を遂行します。外側にある筋膜のラインの一つです。腸腰筋や中殿筋・大殿筋などに筋力低下が起こると、代償的にこの大腿筋膜張筋が過剰に働いているケースが多くみられます。いろいろな動作の左右への安定性を確保してくれるのがこの大腿筋膜張筋という筋肉です。

 

起始停止・作用

・大腿筋膜張筋 英語ではtensor fasciae latae muscle

起始:腸骨稜の外唇の前部、上前腸骨棘、大腿筋膜の深部

停止:腸脛靭帯を介して脛骨の外側顆の下方につく

作用:股関節の屈曲、外転、内旋

 

 

 

大腿筋膜張筋の筋トレ・ストレッチ

大腿筋膜張筋の筋トレ

横向きに寝転がって、足を持ち上げる事で鍛えることが可能です。その時はつま先を上に向けてあげる事でより効果的です。

 

家から徒歩0分のヨガスタジオ

 

大腿筋膜張筋のストレッチ・ほぐし方

こちらは動画でどうぞ↓↓

テニスボールを使って直接ゴロゴロほぐすはとても有効です!

 

 

 

大腿筋膜張筋はPTの敵?

 大腿筋膜張筋はよく固くなりやすくて、膝の痛みに繋がっている事がしばしばあります。また一度固くなった大腿筋膜張筋はなかなか元に戻らず、リハビリをする上で難敵となるケースが多いです。そして安易にストレッチしてしまう方が多いのですが、目線を変えると、大腿筋膜張筋が固くなる原因があるはずです。この多くの原因がお尻の筋肉が筋力低下しており股関節を安定させるために大腿筋膜張筋が過剰に働いてしまい、固くなっているとも考えられます。なので大腿筋膜張筋をほぐすのならば、お尻の筋肉を鍛えるという1セットで考えなければ、お尻の筋肉が働かないまま、大腿筋膜張筋も緩められてしまうと股関節や他の関節負荷がかかってしまう可能性が出てきます。

大腿筋膜張筋と腰痛?

 大腿筋膜張筋が固くなると、股関節の動きが悪くなります。骨盤が前傾し、一側で固くなっている場合は左右の体のバランスも悪くなります。骨盤の前傾が強くなると、腰部分の椎間板や椎間関節への負担が不均衡になってしまい、腰痛が出現してしまうというケースがあります。しっかりとストレッチをして、お尻の筋肉を鍛えましょう。

 

まとめ

・腰痛にも関係する

・足を持ち上げる筋肉(前・外)

・左右への体のバランスを取る

・ストレッチだけでなくお尻の筋肉を鍛える事も有効

 

 

前回記事↓↓

 

www.bodymakerpt.work

 

最後に

今回は以上です。

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