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今回は、医療・福祉現場で頻発している腰痛について少しだけ考えていきたいと思います。
ではどうぞ!
介護士や介護をする家族の腰痛は多い
介護士さんや看護師さん、また在宅で介護を行う家族様が腰痛を引き起こしているケースが非常に多いです。ある論文の報告では、介護に携わって1年以内に腰痛を引き起こすケースが6割を超えるというデータもあります。
腰痛を引き起こす主な動作を見てみると、
・移乗
・おむつ交換
・入浴介助
・中腰での動作
などが多い印象です。
このほとんどの動作を腰をかがめて行うことが多く、頻回で持続的な中腰姿勢が腰痛の原因となっていると言えます。
この腰痛に対して多くの人がとっている対策としては、
・筋力を鍛える(筋トレ)
・体の柔軟性を高める(ストレッチ)
・正しい姿勢での介助技術の意識
・楽な介助技術の伝達
・装具やロボットの導入
などが多いかと思います。腰痛のことだけを考えると一番は装具やロボットなどで介助負担を減らすことが重要と思いますが、費用・環境の問題が大きく中々取り入れることが難しいところが多いのでは、ないでしょうか。
また、正しい姿勢・楽な介助技術の伝達や意識も多忙な日々の中でおろそかになってしまうことも多い印象です。
一番現実的な腰痛対策
色々と対策はあると思うんですが例えば、
・人員を増やす
・ロボットスーツの導入
・移乗研修
・症例検討会
・病棟ADL指導など
しかし、介助方法の指導では『多忙でそんなやり方している時間がない。』『それぞれの体型が違うから』との厳しい意見もでます。
では、ここで一番現実的な方法を紹介します。
介助の後に背中を反らせる
こまめに腰を反らせることを意識しましょう。これであれば、一回のケアごとに5~10秒程度の反らしを実行する時間くらいはあると思いますので腰痛予防の観点からもお勧めです。この時間さえもないのであれば相当のブラックな環境なのではないと思います。
どうしても、同一の腰を曲げた姿勢でいると腰痛を引き起こしやすいです。腰を反らせる事で、阻血状態になった筋肉をリセットして腰痛を予防してくれます。最も簡易的で費用のかからない対策なのでおすすめです。
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まとめ
同じ姿勢を取り続ける事が一番腰痛につながっていると思います。本当は色々とできる対策はあるのでしょうが、費用の制約や時間の制約によって導入できない現実があります。小まめに姿勢を変えるだけでも効果が有る為、ぜひ実践してみてください。腰痛は、体だけでなく心理や精神面も重要で、
・やらされている
・いやいややっている
・本当はやりたくない
などと思いながら働いていると、腰痛は長引く傾向にあります。何か仕事やケアにやりがいや思いをもって取り組めることが本当の腰痛予防につながるのではないかと思います。
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最後に
今回は以上です。
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