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今回は、前回の山者由伸投手のフォームに引き続いて、読売ジャイアンツの菅野智之投手の投球フォームについて書いていきたいと思います!
ではどうぞ!
菅野智之(投手)とは
スリークォーターから繰り出す、平均約148km/h・最速157km/h(プロ入り後は155km/h)のストレート、平均146km/hのシュート、ツーシーム、ワンシーム、平均131km/hの空振りが取れるスライダー、平均約123km/hのカーブ、平均約136km/hのカットボール、平均約136km/hのフォークや真っスラなど、多彩な球種を持ち球とする。主にストレート、シュート、スライダーの3球種で全投球の約8割を占め、中でもスライダーが高く評価されている。 他にもオフの自主トレでシンカーやチェンジアップも習得はしているが、試合では殆ど使用していない。
2013年〜2015年は打たせて取るタイプだったが、2016年以降はにパワーピッチャータイプなっている。
2016年から、指力を鍛えた事によって、スピンが増し、ストレートの質が上がった。2017年WBCの準決勝・アメリカ戦、この試合のストレートの平均回転数は2,513rpm、またカーブも平均2,859rpmを計測し、メジャーの平均値より上だった。
2019年から球威を上げる為に上体の力を抜き、体をムチのようにしならせ、パワーをよりボールに伝える「脱力投法」を取り入れている
wikipediaより
昨年は本人的に悔しい成績で原監督とともに参加していたの優勝後の会見中のインタビューでも言葉を詰まらせて、涙するシーンもありましたね。
菅野智之選手の新フォーム
菅野投手の新フォームを見てみましょう。
読売ジャイアンツyoutubeより
なんといってもこの両手をくいっとする動作が特徴的ですよね!最初見たときは、なんやこれ!?と思いました。
昨年の投球フォームを見て、すこし感じる部分があったので書いていきたいと思います。
※素人の目線のなのでトレーナーの方からの批判や誹謗・中傷は一切受け付けません(笑)
2019
2020
この画像から感じるポイントとしては、
2020の方が
・膝が曲がる角度が小さい
・重心が高い
・頭の位置が膝から近い
・リリースポイントが高い
・背中の反りが大きい
などでしょうか。
次にこの画像を見てみましょう。
2019
2020
ここでの違いについては、
2020の方が、
・膝の角度はあまり変わりません
・股関節がまっすぐ(2019はすこし内に向いている)
・右足に重心が安定している
↑2019は重心がすこし後ろに位置している。
おそらくですが、去年の菅野投手は何らかの原因で股関節の筋肉と膝関節の筋肉を強調的に働かす事が出来なかったのではないかと予想します。特に画像の一枚だけを切る取ると大殿筋と中殿筋、大腿四頭筋・ハムストリングスはやはりうまく使えていないように見えます。その中で安定しない股関節と重心を補うように体全体の重心が低くすることでリリースを安定させようとしていたのではないでしょうか。
※ちなみに2018年は2020年程度の重心の高さです。
新フォーム・手でくいっとするメリット
では、長らくお待たせしました。新フォームの手でくいっとするメリットについて解説します。
ずばり答えは、重心移動とお尻です!
手を先に捻って後方にもっていく事で、起こる体への変化として、大きく二つがあります。まず1つ目は、重心移動が右の軸足への重心移動が少なくて済みます。そして二つ目は、体を回旋させながら重心が後方に移る事で、先にお尻の筋肉(大殿筋)が働きます。皆さんもやってみたらわかると思いますが、体を捻って重心が後方に移ると同時にお尻の筋肉が固くなります。
上でも述べましたが、去年は何らかの原因で股関節が安定せず、投球フォームが例年と変化していました。興味のある方は、動画も見てみてください。手でくいっとすることで、右足への重心移動の距離を減らし、大殿筋を先に賦活させて、股関節を安定させた状態で投球フォームに入れる事で下半身の力を球に伝えやすくなったのではないかと思います。
まとめ
・手でくいっとがいい
・重心移動を少なくしている
・大殿筋を先に目覚めさせている
・去年より股関節の安定性が向上している
プロが教える!本物のコアトレーニング①股関節を安定させるex
前回記事↓↓
最後に
今回は以上です。
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