当ブログ開設したきっかけ①　自分自身の不調が増えた

最近は20代後半に入り、今まで肩・腰の痛み等、軽くストレッチを行えば2，3日経てば治っていた。しかし、ここ最近は痛みが長引いたり、又は別の部分に痛みが出たり…　ぼくは理学療法士である。自分でストレッチを実施し、ある程度自分で怪我の予防と健康維持に努める事が可能だ。ただ一般の方はどうだろうと考えた時、セルフケアが出来ないとストレスが多い生活になると感じた。

 

当ブログ開設したきっかけ②　4年前と昨年に妊娠・出産した姉

ある日姉が産後の肩こりと腰痛がひどく、整体に行ったとの事。

姿勢の評価をされ、電気治療をし、ガチャンガチャンと振動するベッド（トムソンベッドのことかな？）に乗ったとの事。以下会話

整体の人：（会計前に）来週にまた来てください。

姉：どれくらい通ったら痛みは取れますか？

整体の人：姿勢の歪みはすぐに治りません。大体半年間は皆さん通われます。

姉：値段はいくらくらいですか？

整体の人：コースによって違いますがあなたの場合はこのコースでこの値段です。回数券（24回）がお得です。（約16万円）

姉：そうですか、一度考えます。

その話を聞き僕もさっそく姿勢の評価を行い、軽く治療（約30分）。自主トレーニングを5つ位指導し、終了。1週間後再評価すると肩こり・腰痛の改善が得られた。定期的に自主トレの指導をしているが1月程度で肩こりが完全になくなりました。腰痛も1～2ヶ月にして激減。

姉に対しての治療

姉の不良姿勢は俗にいうスウェイバック（猫背+反り腰）

１、頭が肩より前に、顎が突き出ている。

２、肩と腰が板のように固い

３、筋肉での支持をしない為、おしりの筋肉と腹筋の筋力低下が起きる

座っている時・立っている時に姉に意識してもらったのは

１、顎を引く

２、下腹部に力を入れる

３、おしりにちからを入れる（おしりの穴を締める）

治療した内容

１、股関節の前後の柔軟性獲得（腸腰筋・大腿四頭筋・殿筋等）

２、足の指の動きを出す（足の指でグーパー）

３、腹圧をしっかり掛けた状態でのスクワット

４、膝のお皿をしっかり動かす

結果

これらを毎日全部含めて5～10分程度実施もらった結果、肩こり・腰痛の改善につながりました。

最後に

病院で働いていても、患者様の話の中でも最も生活の質を下げるのが痛みであると日々感じる。

そして痛みは不良姿勢が原因となり生じるケースがとても多い。

自分自身の身体不調の対策や一般的・専門的問わず姿勢・筋肉・セルフケアについて発信していきたい。

年齢を問わず自分の姿勢や身体と向き合う時間は必要である。

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