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今回は、リハビリの中では割と有名?なゲートコントロールセオリーについて紹介します。あなたも無意識におこなっているかもしれないその痛みの緩和方法は実はゲートコントロールセオリーかもしれません!ザックリと解説していくのでよろしくお願いします
ではどうぞ!
そもそも痛みってなに?
昔の西洋では、痛み=人間の罪に対する神の罰として考えられてきたらしいですよ。現在では、痛みというのは感覚の一種として考えられています。触覚や味覚、視覚・嗅覚・聴覚や深部感覚、平衡感覚、温冷の感覚などと同じ感覚の一つです。また、触覚・温度・圧・光などの刺激が強くなると痛みの感覚として感じるという特徴もあります。
しかし、この痛みという感覚は他の感覚とは少し違った特徴をもっているやっかいで面白い感覚の一つです。
痛みと感情
やっかいさであり面白さの一つとして、感情の影響があります。例えば、ネガティブな人とポジティブの人が同じようなケガをしたとして、ネガティブの人は痛みを強く感じやすかったりケガが治ったにも関わらず痛みが持続することがあります。また、自分の置かれた立場や痛みへの感情などにも大きく影響し、痛みを増幅・持続させる特徴があることが分かっています。なので痛みの評価(痛みの原因を調べる)をする際には、バイオサイコソーシャルモデルに乗っ取って行いましょうというのが今の主流です。バイオサイコソーシャルモデルは、生物的な視点・心理的な視点・社会的な視点で見ていく必要があるというものです。詳しくはコチラ➡腰痛とバイオサイコソーシャルモデル
ゲートコントロールセオリーってなんぞや?
さて、上では痛みについて軽く触れてきましたがいよいよゲートコントロールセオリーについてサクッと説明していきますよ。
ゲートコンロトールセオリーは、あなたが痛みを感じた時にその部分をさすったり、違う身体の一部分を押したりつねったりすることがありますよね?その行動の理論を科学的に説明しようとしたものです。この理論では、ケガなどによって痛みの感覚が脊髄(後角)に伝わります。その感覚がの情報が脊髄に届くと脊髄にあるゲートが開き、の脳へ情報が伝達されて痛みが伝わってしまう。しかし、この時にさすったり・つねったりすることで、脊髄にあるゲートが閉じて脳に痛みの情報を届けないようにしているのではないかという理論です。
※しかし、後の実験でこのゲートの部分についての誤りが見つかってしまい科学的価値が低いとされてしまいました。ただしこの理論は今でも電気刺激(TENSやSCS)の電気刺激による鎮痛のメカニズムの一つと考えられています。
痛みを抑えるには毒を以て毒を制す
ゲートコントロールセオリーが科学的価値が低いのであればこの痛みを収めることはできないの?という方!ご安心ください。日本には『毒を以て毒を制す』という言葉があるではないですか!そう!痛みが起こっている部分と別の部分に痛みを与えると本来痛かった部分の痛みが感じにくくなるのです。熱いお湯(42℃以上)に手を付けるとそのあとに痛みが感じにくくなったり、筋肉をつまむことで本来の痛みを緩和することが可能です。
つまむ場合の筋肉
・大、小胸筋
・ふくらはぎの筋肉(可能であれば筋腱移行部)
・母指球筋
・上腕三頭筋
・広背筋(脇の部分)
などを痛みを感じる程度の力でつまみましょう。その他の部分としては、こめかみや鼻をつまむなども効果的ですので試してみてください。
※とはいえ、痛みの原因はいろいろとあります。筋肉や筋膜が原因の場合はこの方法をとってからストレッチを行うと有効です。しかし神経的な痛みの場合はしっかりと病院に受診することもとても大事です。痛みが強い、しびれがあるなどの場合はすぐに病院に受診してください!
最後に
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今回は以上です。
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