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今回は、腰痛の評価について書いていきます。
リハビリ職向けですが、いろんな仕事・人間関係に応用できると思います。
レッツ…..Bio-phycho-socialモデル!!(言いたいだけ)
Biophychosocial(バイオサイコソーシャル)モデル・生物心理社会モデルとは
バイオ・サイコ・ソーシャルモデルでは、患者やクライアントの置かれている困難な状況を把握するためには,厳密にはバイオ (bio)/サイコ(psycho)/ソーシャル(social)という3 つの側面に分けてクライエントの状況や環境を把握する必要があるとする考え方。 このモデルでは,こうしたバイオ(bio)/サイコ(psycho)/ソーシャル(social)の要因がそれぞれに独立したものではなく、相互に関 連し合い複合的に作用しあって困難な状況をもたらしていると捉え,この3つの側面からの問題解決を図ることが望ましいとする。
出典:https://www.oita-u.ac.jp/000027208.pdf
上記の困難な状況=痛みを有している方とします。
かみ砕いて説明すると、
Bio(バイオ)=健康面や動作能力や筋力
Phycho(サイコ)=心理面や精神状態、やる気や考え方
Social(ソーシャル)=人間関係や、職場環境、社会保障等
社会的な生物である人間と相対する場合には、この3つの側面からその人を把握必要があるよってこと!!(関さん風)
リハビリに置き換えると、筋力低下でふらつきがある人に対して
筋力だけ見てても駄目よ。
そのひとは運動のやる気があるの?
その部分に筋力低下が起きている原因に職場環境は関係してないかな?
ざっくりいうとこんなところでしょうか。
腰痛とリハビリとBiophychosocial(バイオサイコソーシャル)モデル
腰痛にどう利用していくかを簡単に説明します。
事務職で腹筋と背筋のアンバランスがあり、気分はやや落ち込み気味の腰痛を持っている方がいるとします。
Bio(バイオ)=腹筋・背筋のアンバランスの是正、背骨・股関節柔軟性の評価
Phycho(サイコ)=気分が落ち込んでいる原因を排除する
精神面と痛みについてはこちら↓↓
Social(ソーシャル)=職場での姿勢や作業内容と腰痛との関連を確認
といった分類になるでしょうか?
腰痛と診断名
海外の研究では、これまで医学的な診断名(例:腰椎椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症等)の患者に対して理学療法(リハビリ)の臨床試験が行われてきましたが、結局どの治療もあまり効果的でないという報告がされています。
決してリハビリの意味がないというわけでなく、この疾患にはこの運動といった考え方が効果的でないという意味だと理解しています。
むしろ大事なのは、診断名でグループ分けするのではなく、症状や動作方法、機能的な分別等のサブグループの集合体であるという考え方がよいのではないかというのが海外の主流らしいです。
おすすめ記事↓↓
バイオサイコソーシャルアプローチ 生物・心理・社会的医療とは何か? [ 渡辺俊之 ]
腰痛診療ガイドライン2019(改訂第2版)
最後に
今回は以上です。
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