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今回は、リハビリやフィットネス界隈、健康体操等でもよく行われるSLR(下肢伸展挙上)について紹介していきます。運動だけでなく検査としてのSLRについても簡単に紹介しますのでぜひ最後までお読み下さいね!
ではどうぞ!
SLR(下肢伸展挙上)とは
この運動です。片方の膝を伸ばした状態で、真っすぐと挙上していきます。反対の足は曲げている場合も伸ばしている場合もあります。一般的には腰痛の予防の為に反対の膝は立てた状態で行われる方がよいとされています。
SLRで鍛えられる筋肉
腹筋と股関節を曲げる筋肉をきたえる事が出来ます。 よく膝を伸ばす筋肉である大腿四頭筋のトレーニングとして、変形性膝関節症の方や人工膝関節置換術後の患者さんにこの運動をしてもらったり自主トレーニングとして出しているリハビリの人もいるかと思います。ただこの運動の特徴としては、股関節の曲げる運動である為、どちらかというと腸腰筋を主に鍛えるトレーニングになります。
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リハビリと理学療法
SLRは様々な検査に使われています。
・筋力の評価
・麻痺の評価
・痛みの評価(骨盤の不安定性)
・柔軟性の評価
など、多岐にわたります。柔軟性の評価では、主にハムストリングスの柔軟性を確認しています。
よく、ラセーグ徴候とSLRテストが混在して扱われています。正直私もどちらがどちらかあまりよくわかっていませんが、検査者がSLRを行い、臀部に痛みが生じた場合に陽性となり、坐骨神経痛の疑いが考えられます。機序的には、臀部の収縮と圧迫による神経痛と考えられています。
SLRは運動としては、簡易に行えるため有用です。しかし、大腿四頭筋の筋力低下に対してはあまり有用とは言えません。代わりにこのようなトレーニングをお勧めします。↓↓
Pheasant体操⑦腰痛体操!
— 将軍トレ@YouTuber (@bodymakerpt) 2019年9月30日
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最後に
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