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今回は、異常歩行の中でも割かし見つけやすく街中でもよくいるデュシャンヌ歩行です!ぜひご覧ください!
ではどうぞ!
デュシャンヌ歩行とは
デュシャンヌ歩行とは、歩行の際に立脚側に体幹が側屈する異常歩行の一つです。臨床や日常生活でもよく見られる異常歩行で、トレンデレンブルグ徴候と同じく股関節の外転筋(中殿筋)の筋力低下が原因として紹介されることが多い。
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デュシャンヌ歩行の評価
評価としては、歩行観察が一般的ですが、片脚立位でも評価が可能です。
①立位で検査者が両側の腸骨稜を確認
②左右交互に片脚立位を取る
③立脚側に体幹の側屈が起これば陽性とする
デュシャンヌ歩行と股関節内転
デュシャンヌ歩行では、トレンデレンブルグ歩行と同様に股関節の外転筋が重要とされますが、実は股関節の内転可動域もとても重要です。実際に大腿骨近位部骨折・変形性股関節症の術後の患者を対象にした文献では、股関節内転角度が5°以下の患者は100%デュシャンヌ歩行を呈していたという結果を出しているものもあります。立脚期に中殿筋が遠心性収縮を行いながら骨盤が挙上する際に股関節は相対的に内転位になりますが、内転制限がある場合はこの骨盤の動きを出せないため、体幹を側屈し股関節の内転角度を代償していることを予測できます。
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デュシャンヌ歩行と高齢者
高齢者でもデュシャンヌ歩行は起こりやすくなります。高齢者ではバランスを取る時に、骨盤中心に取る事が不得意です。そもそも骨盤のシフトや中殿筋の遠心性収縮による骨盤のコントロールが加齢とともに困難になり体幹を側屈させるバランス制御の方が得意なのです。つまり、高齢者の場合は筋力を鍛える・内転角度を改善させるとともに、骨盤をコントロールしながらバランスを取る練習が有効です。
つまりこんなトレーニングが有効です↓↓
膝筋肉のコントロール練習
— 将軍トレ@YouTuber (@bodymakerpt) 2019年6月14日
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おしりふりふりエクササイズ
— 将軍トレ@YouTuber (@bodymakerpt) 2019年7月7日
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また、体幹の固定作用の低下や腸腰筋・下腿三頭筋の推進力が衰えていると、体幹の側屈で代償して遊脚を行う事があり、立脚の問題で起こっているデュシャンヌ歩行とは、別の介入が必要です。こういう場合には。上で紹介した片脚立位による評価で、どこから姿勢が崩れているのかを確認し、必要に応じて筋肉を圧迫し再評価する事が問題点が定まってきます。
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最後に
今回は以上です。
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