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看護師の姿勢と腰痛
職場で看護師さんを見ていると、
腰椎前弯(腰の反り)が強く、
骨盤位置に対して上半身が後方に位置している方が多いんです。
姿勢から考えられるのは、
お尻の筋肉の弱化と
腹筋の弱化です。
それと
腰部筋の過剰使用と
股関節を曲げる筋肉の短縮
この2点が重大な問題であることが予測されます。
ただこれは結果であり、原因ではないと思います。
原因は何か?
看護師さんは基本的に立ち仕事です。
ベッドサイドで患者様へのケアや体調管理等を行う際にも立って作業をしています。
患者様によってベッドの高さが違い、ついつい悪い姿勢で作業を行う事も多いと思います。
その代表的な姿勢が、ベッドの柵やベッドのフレームに骨盤を持たれかけて立つことだと思います。
骨盤をつけ、体重を預けて立つことによって足の力(おしりの筋肉)を使うことなく楽に立てます。
しかし、足は楽ですが長時間や繰り返しその姿勢を取ると腰に負担がかかります。
また、腰が過剰に働くとともにおしりの筋肉は使わないように体が覚えていきます。
その結果お尻の筋力が落ち、腰の筋肉で支える為、腹筋も相対的に引き延ばされて弱化していきます。
主婦との共通点
主婦も立ったまま作業する事が多いです。
特に料理・洗い物をする際には、無意識にこの骨盤預け姿勢を取っている方も多いかと思います。
一般的に理想的なキッチンの高さは
身長÷2+5~10cmといわれています。
対策
・骨盤もたれ姿勢をしないよう意識
・歩くときは気持ち前傾姿勢
・歩く時はお尻に力を入れて大股で
・気が付いた時には腹式呼吸を
・自分にあったベッドの高さに調整
・適度に姿勢を変えよう(たまにお辞儀・背伸び等)
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