姿勢とボディメイクを考える

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くしゃみをして腰痛(激痛)が起こる場合の対策:よくない腹圧とは?

bodymakerptです

 

今回はくしゃみと腰痛について!

僕も過去に何度か襲われたことがあるくしゃみ後の腰痛(激痛)。

今回はこの対処法について書いていきます。

 

では早速、ノット…..kusyamiでyo-tu-!!

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くしゃみで腰に激痛が起こる場合の対策 

 

 結構これはよくいわれることですが、

くしゃみ時に腰に激痛が走る方はもともと腰痛もちであることが多いです。

 

一般的によく言われる対策は、

①壁や机を支えとし手を付いた状態でくしゃみをする。 

 ↑↑一番おすすめです。

 

②くしゃみをする時に前かがみにならない(直立)

文献で確認しましたがこの二つは有効な手段です。 

 

 では、なぜくしゃみをすると腰が痛くなるのか?

 

くしゃみと腰痛の関係

なぜならくしゃみをすることで椎間板に圧縮力(負担)がかかるからです。

 

椎間板ヘルニア等は皆さん聞いたことあると思いますが、ヘルニアは椎間板から髄核という中身が外に飛び出してくる病態です。 

椎間板は背骨と背骨の間にあるクッションの役割を持ちます。

 

くしゃみをする時は腹筋(腹直筋)が過剰に働き、腹圧が高まりますが、この時に前かがみになっていると椎間板に過剰なストレスが生じてしまいます。

 

では、くしゃみをすることでどの位椎間板に圧縮(負担)のでしょうか?

⇓⇓⇓

答えは、20kg程度の荷物を持つのと同じくらい

 

結構な負担ですよね!!

 

一般的に言われている椎間板への負担の姿勢として、

①仰向け:0.25倍

②横向きに寝る:0.75倍

③直立:1倍

④椅子に座る:1.4倍

⑤前かがみで立つ(お辞儀):1.5倍

⑥前かがみに座る(椅子でお辞儀):1.85倍

⑦前かがみで重りを持つ:2.2倍

前かがみに座って重りを持つ:2.75倍

の順で負担がかかると言われています。

※横の数字は直立を1とした時の腰の負担倍率。

 

くしゃみは良くない腹圧のかかりかた

腰痛もちの方は正しく腹圧を書けるのが下手な方が多いです。

 

正しい腹圧とは、腹横筋が働き、筋肉がしっかり肥厚する事で腰が安定します。

それに加え、骨盤底筋が下から臓器の支えとなり、正しい腹圧が完成します。

 

正しく腹圧がかけれる方はくしゃみをしても腰が安定している為、腰痛のリスクが減ります。

しかし、正しく腹圧がかけれない腰痛もちの方がくしゃみをすると不安定な腰・椎間板に負担がかかり、ヘルニアやぎっくり腰のリスクが増えてしまいます。

 

 

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最後に 

今回は以上です。

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