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今回は日常でよく椅子に座る機会が多い人、デスクワーク、在宅ワークの人への肩こり・腰痛に対する記事です。
ではどうぞ!
腰痛と椅子の関係
以前に長時間椅子に座って腰痛が出る人の座り方の特徴について書きました!
その記事がこちら➡長く椅子に座っていると腰が痛くなる人の座り方
その時は、骨盤の前後傾や足の位置について書いていきました!軽く高さや椅子の角度についても触れましたが今回はその部分に焦点を当てて書いていきたいと思います!
椅子の高さが高すぎる
机に対して、椅子の高さが高すぎる場合に問題となっているのが、
・頭の位置
・背骨の丸まり
・肩甲骨の位置
の3つです。
上のイラストは比較的机に対して椅子の椅子が高いです。このように机に対して椅子が高すぎる場合、多くの人が背骨を丸めて、肩甲骨を前と上に突き上げパソコンを操作します。また、顎が前に突き出て頭も肩よりも前に位置します。
関連記事➡歩きスマホの姿勢と筋肉への影響
肩こりへの影響
頭の重みを首を反らす筋肉で支え続ける必要があり、板状筋などの筋肉が疲労します。血流が悪くなり、痛みを引き起こす物質が滞留し・首コリ・肩こりを引き起こします。また後頭下筋などの緊張も高くなり、頭痛を併発するリスクも高くなります。
腰痛への影響
背中を丸める事により腰椎・腰部の椎間板前方に負担がかかり腰痛を引き起こすリスクが上がります。ただ、基本的に椅子が高い方が股関節の可動域が確保される為、骨盤は前傾しやすいです。前傾が強い場合は、逆に椎間関節に過剰に負担がかかります。また、多裂筋やその周りの脂肪組織が椎間関節に挟み込まれて腰痛を引き起こすケースもあります。
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椅子が高さが低すぎる
机に対して椅子が低すぎる場合の問題となっているのは、
・頭の位置
・骨盤の後傾
・肩甲骨の位置
上のイラストは椅子の高さが低すぎる時に姿勢です。骨盤が後傾し、背中が丸まり足は前に投げ出されています。頭は肩より前に位置します。
肩こりへの影響
頭が前に出ていますが、椅子の高さが高いときと比べて、首を反らす筋肉よりも 肩甲骨を引き上げる僧帽筋上部や肩甲挙筋に疲労がたまり、肩こりを引き起こします。
関連記事➡僧帽筋のコリや痛みをなくす方法!
腰痛への影響
椅子が低すぎる場合、地面から突き上げる力が余計に足にかかり、股関節が曲がります。そうすると骨盤は自然に後傾します。そうすると背中が丸まる時と同じように椎間板の前方や腰椎に負担がかかり腰痛を引き起こします。また、その状態で無理に姿勢を正そうとすると、多裂筋や腰方形筋という腰痛を引き起こしやすい筋肉に非常に負担がかかり阻血となり腰痛を引き起こします。
関連記事➡腰方形筋のストレッチで腰痛予防!
関連記事➡多裂筋を鍛えて骨盤を安定させよう!
座面の硬さ・柔らかさと腰痛
椅子のクッションで多いのはウレタン素材だと思います。ウレタンの中でも低反発や高反発があります。その他に柔らかい素材としては、 エアークッション素材やゲル素材などがあります。それぞれは分けるというよりは、硬い・柔らかいと分けたいと思います。
硬いクッション
硬いクッションのデメリットとしては、お尻が痛くなることです。ただ腰痛がある場合は少し硬めのクッションの方がおすすめです。坐骨というお尻にある骨が椅子・クッションから押される感覚を得られやすく、コアの筋肉に自然と力が入りやすくなり姿勢が安定します。
柔らかいクッション
柔らかいクッションのデメリットとしては、体が不安体になり体に無意識に力が入りやすく筋肉が過剰に収縮してしまい結果、腰痛につながりやすいです。メリットとしては、お尻への圧が分散されるのでお尻の痛みはあまり感じません。
座面の角度と腰痛
椅子の重要な構成要素として、座面の角度があります。普通の椅子では座面が0~5度程度後ろに傾いています。車のシートなどでも座面が後ろへの傾きが大きいです。この部分とクッションの柔らかさが長時間の運転での腰痛を引き起こしているのではないかと思っています。
関連記事➡運転中の腰痛対策、ハンドル体操!
そして、車のシートやソファーなどの様に傾きが強い、沈み込むような椅子は、骨盤が後傾しやすく、また筋肉での骨盤の制動が困難になり不安定になる為、筋肉の過剰な収縮が起こって、阻血になり腰痛を引き起こします。
まとめ
・椅子の高さ
・椅子のクッションの硬さ
・椅子の座面の角度
の3つは非常に重要です。腰痛の持ちの方はこれらを確認して購入するようにしましょう!
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最後に
今回は以上です。
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